自宅で簡単にできる
お食い初めセット

お食い初めセットの献立の意味

• 一生に一度のお祝いにふさわしく、天然の鯛を。

  

  天然焼き鯛

  鯛は「めでたい」との語呂合わせとしてよく知られています。福をもたらす七福神においては、恵比須様が釣っている魚が鯛であるなど、お祝いには欠かせない魚です。お食い初めには、力強いあごと鋭いＶ字型の尾びれを持った、天然物の鯛が良いとされています。

  

  養殖と天然の
  違いって？

  養殖ものは小さなイケスで育てるために運動量が足りず、さらにえさで栄養をつけさえるため余計な脂がつきやすく、時間がたつと「脂臭さ」を感じるようになるものもあります。また、出荷前は見栄えをよくするために1つのイケスに泳ぐ数を減らして一時的運動量を増やし、痩せさせたり、出荷前まで日光を当てないようにしておいて出荷前に日に当てたり、エサに桜えびを与えたりして色を良くしたりという人為的な作業が加わります。一方、天然の鯛は、水揚げしてすぐ活け締めをする場合もありますが、お食い初め膳のようなお祝い膳では「跡」が残るのを嫌い、「野締め」（水揚げ後、自然に息をしなくなるのを待った、あるいは氷水などで息をとめた）のものを使います。同じ鯛でも天然と養殖を並べると、実は一見貧弱に見えるものが天然ものです。身体が養殖ものよりも痩せて（締まって）いるため、顔が大きく、顔つきはシャープに見えます。
  Okuizome.jpでは、この天然物で「野締め」ものを、職人が丹精込めて調理しております。

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  赤飯

  邪気を祓い、魔除けの意味を込めて、祝いの席で振る舞われます。祝儀用となったのは村町時代で一般庶民の祝いの食卓に広まったのは江戸時代後期と言われ、今に受け継がれています。

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  お吸い物

  お吸い物には、赤ちゃんの「吸う」ちからが強くなるようにという意味が込められています。

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  はまぐり

  はまぐりは、自分がくっついている殻以外とは合いません。生涯でひとりだけ、ピッタリ合う相手と添い遂げられるようにとの願いが込められています。

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  いくら醤油漬け

  おめでたい赤色をしたいくらには、「将来子宝に恵まれるように」という子孫繁栄の意味が込められており、お祝いの料理にふさわしい一品です。

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  紅白かまぼこ

  紅白は、祝いの色。蒲鉾は「日の出」を象徴するものとして、祝いの料理には無くてはならない食材です。紅は魔除けと慶びを、白は清浄を表します。

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  里芋と蒟蒻の煮物

  煮物には健康と長寿を願いが込められています。また、蒟蒻には「将来の見通しがよい」という意味で穴を開けております。

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  椎茸丸煮・筍

  椎茸は、神様へのお供えとして珍重されており、元気・壮健の意味があります。亀の形をした筍には「筍のようにすくすくと力強い成長を」「亀のように長生き」という意味が込められています。

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  黒豆・栗

  黒豆には「黒く日焼けするほど達者（まめ）に働けるように」という願いが、栗には「実り豊かな人生を送れるように」との願いが、それぞれ込められています。

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  海老・毬麸

  海老はひげが長く腰が曲がっている形から長寿を表し、脱皮を繰り返すことから子の出世を願う意味があります。毬麸は、昔お嫁入りの際に相手の家を丸く治めるという意味で持たせた「手毬」を象徴しています。

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  梅干し・数の子

  梅干しは「シワができるまで長生き」という意味があります。数の子は、その粒の多さが子孫繁栄を連想させることから、特に家族の祝いの席によく登場する食材です。

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  寿高野豆腐

  飢えや病から守ってくれる邪気払いの縁起物であるため、「寿」の文字を入れるなどして節句などにも用いられます。

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  いいだこ酢漬け・香の物

  蛸の酢漬けは、なかなか噛み切れないことから「歯を丈夫に」という意味で、関西地方では歯固めの石の代わりに使う風習があります。香の物は、紅白色と梅の形でお祝いを象徴しています。

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  昆布巻き・胡桃の甘露煮

  昆布は「喜ぶ」の言葉にかけているといわれています。また、昔の書物が巻物だったことから、昆布巻きを巻物に見立てて、学問・教養が身につくようにとの願いも込められています。胡桃には、硬い殻で家庭を守るという意味で「家庭円満」を象徴しています。